『凛とした 日本人の生き方』 鍵山秀三郎
『凛とした 日本人の生き方』 鍵山秀三郎

『凛とした 日本人の生き方』 鍵山秀三郎

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凛とした日本人の生き方 [ 鍵山秀三郎 ]
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イエローハット創業者 鍵山秀三郎先生のご本です。

「凡事徹底」で有名な鍵山さんです。小さな平凡なことでも毎日コツコツ非凡なぐらい徹底して続けるのです。

『「頭のよい人」とは、記憶力がよいとか頭脳の優れた人という意味ではありません。いつもよいことを考える人のことです。いくら勉強がよくできて、知識や能力が豊富にあったとしても、悪いことを考える人は「頭の悪い人」です。』(p15より引用)

鍵山さんは小・中学校の講演で子供たちにこう伝えてきたそうです。そして「頭を使う」時には一緒に「心を使う」こと、そして「体を使う」時には一緒に「頭を使う」こと。仕事も、ただ手を動かすのではなく、道具を使うときにも道具を傷めないように考えながらやること。

『掃除など、人を喜ばせることに手を使う中でこそ、心は磨かれていくものです。』(p16より引用)

これはただ立派な精神論を並べ立てているのではなく、掃除で心を磨いていたら、とても「変な生き方」ができなくなります。みっともない生き方もできなくなります。生活を毎日整える意識を持ちながら、おかしな生き方はできないのです。

『小さな実践を積み重ねることでしか「よい習慣」は身につきません。習慣が変わらなければ、性格も行動も変えることはできません。「微差」の積み重ねが「大差」となるのです。』(P37より引用)

髪は毎日見ていると気づきませんが、ある日突然「あれ?こんなに伸びていた!」と気づきますよね。クリティカルマスが超えた瞬間ですね。

鍵山さんは、経営者の「不安」や「心配」は決して悪いものではないと仰っています。

『心配で心配でしょうがないからこそ、経営者としての資格があるんです。もうこれだけ評判がよいし、心配することは何もないと思うようなら、あなたは今すぐにでも、経営者をやめたほうがいいですよ』(P49より引用)

お客様に喜んでいただけたか、給料が遅延なく支払えるか、納品が間に合うか、いろいろなことに心を配らなければなりません。不安、心配なら工夫もするし、頭も体も使う。「心配だから備えておこう」というのは経営者でなく一般の私たちもそうですね。

最近ますます話題のトイレ掃除。トイレに限らずですが、部屋の掃除をしても部屋が明るく広く感じるのです(照明を新しくした訳でもなくです。あめちゃんも体験済。本当です)。

『これは徹底した掃除によって、そこに充満していた「悪い気」が除かれ、「よい気」が発散されたからです。』(P60より引用)

『悪いことは、いつも汚いところからはびこるのです。』(P61より引用)

■あめ的回答■

スピリチュアル話ではなく、本当にそうなのです。因みにゴミ屋敷の住人の家を美しくしてしまうと、ゴミ屋敷の住人は居心地がとても悪くなり、出て行かざるをえなくなります。なので自分で「自分はきれいに整った部屋に住む✨」と決意できる人は、ぜひトライしてみてください。

お掃除はバカにできません。生きざまが出ます。未来の人たちに美しい日本を残そうといったお話なども載っています。今の自分たち限定で汚しまくることは美しくないです。だからこそ美しい心で美しい行動をしましょうという鍵山さんの投げかけです。鍵山さんは突き抜けていらっしゃいますが、私たちは無茶せずに、1つづつ自分の周りからやっていきましょう♪

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